京都での民泊は絶対止めたほうがいい理由。条例がヤバイ!コロナ後もダメ。

ライターの雑文 民泊

民泊検討中の人。「コロナ後を睨んで民泊事業に進出しようかな、よし日本最大の観光地、京都だ!!」

悪いことは言わない、止めておいたほうが良いです。

  • 京都での民泊は日本で最悪な件
  • じゃあどこで?立地の選び方
  • とはいえ専業は・・・・

コレを書いている僕は、

・元Airbnbスーパーホスト
・Airbnb利用歴5年
・民泊での最大月収100万円超
・現役の京都ホテル運営者=宿屋のオヤジ

です。

激動の民泊の一部始終を見てきました。

京都での民泊は日本で最悪な件

結論です。京都は日本で最悪なので今すぐ検討すら中止したほうが良いです。

これは京都でホテルをやっているから、新規参入者を減らしたいというセコい意図ではなく、本当に親身になっての忠告です。

もし僕の家族や友人がやろうとしていたら力づくででも止めます。それくらい最悪なところです。

コロナ後の民泊はある程度期待できるけれど。。

このブログではコロナが落ち着いてさえしまえば、民泊はある程度良い副業になる可能性があることをお伝えしています。

一定の条件下で副業でやる分には初期投資もあまりかかりませんし、手離れも良いので特に子育てをしているシングルマザーの方なんかにはもってこい何じゃないかと思います。在宅フリーランスやリモートワーカーにも良いでしょう。

ただ、これも場所によるという注釈が付きます。

2014年に民泊を始めた僕が聞いてきた中で最もキツイ街の一つが、「京都市」です。色んな要素があるのですが、ようするに「地元の人に嫌われたら終わり」。ということです。

特に東日本の人にはあまり知られていないとは思いますが、一般的に「京都人は保守的、排他的」と言われます。また、政治的な構図でいうと、共産党がメチャクチャ強いところです。

定数67の市議会議員のうち、第1党の自民党22議席についで、18議席も持っている「赤い」街、それが京都市です。

政党の良し悪しは別として、この共産党が昔から民泊反対派ということもあるので、素地として民泊に向かないところであります。

京都市条例のはしご外し。

京都市は日本全国で一番厳しいレベルで「違法民泊」を取り締まりました。日本は法治国家ですからこれは当たり前です。近隣住民からの通報も多く、日本で一番早く違法民泊がなくなった街とも言えるでしょう。

ただ、一方で当時京都市は増え続ける観光客に大して宿泊施設不足を抱えていました。そのため、違法民泊ではなく簡易宿所という許可を取るように誘導してきたんですね。

で、それにのって多くの人が許可をとりたくさんの施設が出来ました。

それからしばらくすると、今度は宿泊施設が増えすぎて価格競争が起きてしまいます。すると京都市は「簡易宿所いじめ」に入ります。

許可取得を推奨していた時点では必要がなかった「館内常駐」や「対面でのチェックイン・アウト」、「800m以内にある施設外帳場への常駐」などの条件を追加で条例に載せてきたのです。

この話をすると必ず「いやホテルには人がいて当たり前だろ」というコメントが来るのですが、それは筋違いです。

現行のルールに則って投資をして、許可をとって合法的に運営をしていたのに、1-2年もしないうちに「日本全国他にほとんど例がない」厳しいルールを押し付けられてしまったわけです。

京都市はもともと旅館やホテルなどの組合がメチャクチャ強いので、「簡易宿所つぶし」に圧力がかかったのでしょう。

更に厳しく

また、これからやろうとする場合はとても厳しいバリアフリー条例をクリアしないと許可が取れないようになっています。100室以上の大規模ホテルなら別ですが、少なくとも「民泊」と呼べるような小規模な宿泊施設で採算性を求めるのは不可能であると断言できます。

これから先もどんな嫌がらせをされるかもわかりません。民泊やるなら京都はダメ・ゼッタイです(笑)

じゃあどこで?立地の選び方

じゃあどこで?となりますが、京都の他に有名だったのは沖縄の那覇市。また、京都の追従路線を撮っているのが石川の金沢市です。こういうところはやめておきましょう。

法制度でいうと「民泊特区」を持っている大阪がやりやすいですが、コロナ直前くらいではすでに過当競争が激化し、かなり採算性が悪くなっていたようです。

すでに自宅があって、空き部屋を貸す副業ならOKですが、新規に始めるには地合いはよくなさそうです。

住宅宿泊事業法の180日ルール

もう一つ考えるべき点があります。簡易宿所である場合は関係ありませんが、その場合厳密には民泊じゃないんですよね。

民泊を規定している法律は住宅宿泊事業法という新しく出来た法律ですが、この法律によって民泊は年間180日しか運営できないことになっています。

一年の半分ですね。普通に考えれば厳しいですが、より高い売上を求めるならば、

もともと半年しか稼働しないところ

も狙い目になってきます。冬場に稼働する北海道や、夏場に稼働する沖縄ですね。さきほど那覇市は厳しいという話をしましたが、那覇以外のマリンスポーツ系のレジャーが充実する北部や離島はやりやすい場所もあるようなので、このあたりも良いかも知れません。

とはいえ専業は・・・・

とは言うものの、基本的には僕がアフターコロナ時代におすすめできる民泊はあくまで

空き部屋を貸す副業スタイル

です。

場所がどこであろうと、収益を追い求める事業=専業での民泊はアフターコロナ時代には合わないのかなと思います。

いつコロナが再燃して外国人観光客がまた消えるかもわかりませんし、宿泊業って

かきいれ時にガッと稼いで後はヒマでも良い

みたいなビジネスモデルです(東京など例外はありますが)。となると、ある程度の資本を持って部屋数を持たないと大きな利益は見込めません。

よっぽどお金が余っているなら別ですが、基本的には「手間のかからない副業」として捉えるのが良いのかなと思っています。

参考記事:副業としての民泊はオワコンなのか。宿屋のオヤジが考える。

まとめ

そんなわけで、まとめてみると

民泊は

・京都、那覇、石川などはだめ。
・もともと半年稼働のようなエリアは良いかも。
・専業は厳しい。副業であいてる部屋を貸そう。

という感じになろうかと思います。例えば今より広い部屋に引っ越して、その家賃の上昇分を民泊で賄って、予約の入らないときは自分の書斎にするとかも生活が豊かになる良い使い方かもしれません。

まだまだしばらく大変ですが、今できる準備はしておきましょう!1-2年はコロナ収束にかかると思うので、英語をやっておくチャンスでもあります!

参考記事:民泊やるなら英語はやっぱ出来たほうが良い。覚え方教えます。

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