英語

日本人の英会話問題は、酒を呑むと解決する

また茂木健一郎さんがTOEICに噛み付いて話題になってますね。気持ちはわかるけど、脳科学者の割に情緒不安定な人だなぁと思うのは僕だけでしょうか(笑)

TOEICは枝葉末節、そこだけやめたって根本的な解決にはならないのですが、それはまた別の機会に。

「日本人は英語を話せない」というのはもはやグローバルに認識されている話で、同じく英語が得意じゃない人が多い国の人からも当たり前のように言われます。

普通に英会話していて日本人だとわかると、「なんでお前は日本人なのに英語話せるんだ?」とよく言われます。もはやできないのが前提になってるんですね。

しかし僕には持論があります。それは「日本人は酔っ払いさえすれば結構英会話できる」こと。今日はそんな話。

日本人は酒呑んで酔っ払うと英語ができるようになります。

未成年の方やお酒が飲めない、嫌いな人には申し訳ない記事なのでそっとブラウザを閉じていただきたいのですが、コレは本当に本当です。

英語ができる=英語でかんたんな意思疎通するという定義をするならば、平均的な日本人は酔っ払っちゃったら十分英会話できるんですよね。

少し話はそれますが、この定義をするのはとても大事です。英語に限らず外国語の話になると、「ペラペラ」、「ネイティブ並み」、「英語力ゼロ」、「英語話せる」、「英語話せない」などなどあいまいな基準を使って話を進められることが多い。

「英語力ゼロ」のゼロは数字なので定量的に表現されていますが、ゼロがまず英語なのでこの時点でこの人の英語力はゼロじゃないという、一休さんのとんちみたいなことになっちゃってます。

まぁ実際語学力を定量的に表現するのは非常に難しい(だからTOEICがもてはやされるのですね)のですが、ここでは「飲みながら楽しく外国人と小一時間語り合える」くらいにしておきましょう。楽しければOKです。

アルコールが英会話を阻害する要因を取っ払ってくれるから

さて、じゃあなんで酔っ払ったら英会話できるようになるのか。逆説的ですが、なぜ日本人が英語を話せないのかという理由を考えるのが近道です。

その理由のほとんどを取り払ってくれるのが魔法のお薬、アルコールというわけです。

日本人が英会話できない理由

もちろん複合的に理由があるわけですが、決定的には、

  • 何故か完璧主義になる
  • 羞恥心が強い
  • 同調圧力が強い

こんなところです。

何故か完璧主義者になる

普段の日本語はとてもいい加減に扱っている割に、英語になるととたんに完璧主義者になる日本人がとても多い。

「文法的に間違ったらダメ」とか「アメリカ人みたいに話さないといけない」とか思い込みが強すぎて固まってしまうパターン。

正しく話さないといけないという思い込みから、もう相手には伝わっているのにもう一回言い直したりするのも悪い癖。相手からすれば文法なんかどうでも良くて、自己満足のために同じ話を繰り返されるのは良い迷惑です。

羞恥心が強い

日本人は「恥」の感覚が強いですよね。「恥をかくくらいなら死ぬ」という考え方が歴史的にあったくらいだし。

で、下手な外国語を人前で話すのは恥ずかしいという感覚が生まれるわけです。

羞恥心が相対的に薄いっぽい大阪のおばちゃんは外国語学んだら習得速い気がします。っていうかむしろ大阪弁だけでなんとかしちゃいそう。

語学を習得するのに恥をかくのは避けられません。無限に発生するイベントなので、そもそも羞恥心なぞ捨ててかかるのが得策です。

同調圧力が強い

日本の諸問題に通底する原因ですが、とにかく同調圧力が強いのもダメ。中学や高校の授業で張り切って英語っぽい発音で読もうもんならめっちゃ笑われましたよね。

こういうメンタルでは何事も上達しません。最初は誰だって下手なので、「下手だからやらない」態度だと永遠に何もできません。

アルコールがすべて解決してくれる

で、これらの要因をすべてアルコールが解決してくれるわけです(笑)

日本人はどういうわけか酔っ払うと豹変する人が多いです。日頃抑圧されてるんでしょうか。

酔っ払って完璧主義のままの人はいません。そもそも完璧主義だったら酒飲んだらアカンし。

酔っ払って羞恥心を100%維持できる人はいません。だってほら、歌だって下手くそでも、カラオケやスナックで人前で披露できてるじゃないですか。あれもアルコールの魔力です。

酔っ払って同調圧力をいつもと同じだけ感じる人はいません。「しっかりしなきゃいけない」ハズの日本人がよく路上で酔いつぶれてるわけですから、酒って怖いですね。

ほら。解決しますね(笑)

日本人の英語の知識はとても多い。

そもそもの日本人の英語の知識はとても多いです。

僕の世代(アラフォー)でも中高大とイヤイヤでも授業を受けてきているし、街やメディアには英語が溢れています。スポーツやビジネス用語もどんどん英語に置き換わっていくので、普通に生活しているだけで英語のボキャブラリーは自然に増えるのも日本です。

ちなみに中国だと全部中国語に変換されるので、英語のボキャブラリーは全く増えなかったりするので、コレは結構お得な話です。

英語の知識の基準として有名なものに「Oxford3000」というものがあります。有名な辞書の会社が、「日常会話はこの単語知っておけばオッケー」と基準を示してくれたものです。

その名の通り単語数は3000。多いように感じるかもしれませんが、appleとか誰でも知っているような単語を含んでの3000なので決して多くはありません。

ちなみに中学高校で習う英単語の数がなんと3000前後とされています。

もっと言えば個人的には僕は中学英語だけで、飲みながら話す程度の英語はカバーできると考えています。中学で習う英単語数は約1200。中高で習う単語の3分の1程度です。これくらいは結構みんなあるもんですよ。

実際にバーやスナックで起こったこと

こんなことを僕が持論とするまでに至ったのは当然実体験があります。

外国人向けのホテルを経営しているという職業柄、外国人をローカルなバーやスナック、居酒屋に連れて行くという経験を数え切れないほどしてきました。

お店には当然他の日本人のお客さんがいるわけです。最初は僕が通訳して一緒に話したりしますが、ほとんどすべての人が酔いが進むと自分で会話し始めます。

あとは放っておいても大丈夫。このモードに入るとできるだけ自分で話したくなるので、むしろ放置してあげたほうが喜ばれている感じです。

こういう人たちが平均以上に英語力を持っているかと言えば全くそうではなくて、本当に単語の羅列やカタカナ英語で楽しく酒席をともにしているわけです。つまり、誰でも酔っ払っちゃえば英語を話せるようになるわけなんですね。

だから、呑める人は呑んでしまおう

日本のような成熟した社会では、英語ができたからって人生が劇的に変化したりはなかなかしませんが、人生を楽しむツールとして英語を持っておくととても世界が広がります。

そしてそのツールを使いこなすために必要な知識はほとんどの人がすでに持ってる。

お酒を呑む。こんな簡単なことでそのツールを手に入れられるわけですから、試さないと損じゃないですかね。

もちろん酔った勢いで話す英会話力には満足出来ないことも多いでしょう。だったらそれをきっかけに勉強すれば良いのです。

日本人は手段を目的化しがちで、いきなり勉強から始めますが、大事なことは先ず楽しむこと。そして日本語が通じない相手とコミュニケーションをとるという本来の「目的」を確認することです。

うん。だから、まずは呑んでしまいましょう(笑)

乾杯!

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