海外駐在員になる方法【やれることはあります】

海外在住 酒呑み英語

「給料上がって、言葉も覚えられてしかも現地の人にモテちゃったりするみたいだし、僕も海外駐在員になっておいしい思いをしたい!でもどうやってなるんだろう・・・」

という疑問に答えます。

本記事の内容

  • 海外駐在員になるパターンは3通りある
  • 確実な方法は無いが確率をあげる方法はある

僕は一部上場企業の中国とタイの拠点で各2年間駐在員ライフを送りました。ニュージーランドでワーホリをしてから望んだ就職活動で入ったこの企業でしたが、「3年以内に海外駐在の機会が得られなければ辞める」と決めて入社し、実際2年半の時点で中国に赴任となり、その後直接タイに転勤をして、タイに居るときに辞表を出し、色々あって今に至ります。

この記事についてはポッドキャストでも話していますので、読むのがかったるい方は是非コチラもどうぞ!

海外駐在員になるパターンは3通りある

大きく分けて3パターン

1. 海外転勤命令をもらう
2. 社内公募に応募して選ばれる
3. 「駐在員募集」している会社に転職する

僕の場合は、

上海拠点の公募に応募→落選
その後すぐに中国江蘇省拠点への転勤命令

という流れだったので、1と2の合わせ技みたいな感じでした。英語ができる人として入社していたので中国は嫌がると思われていたようです。結果的に上海にはいけませんでしたが、やはり行動をすることは重要ってことですね。

一番多いのは多分1のケースで、大手企業の駐在員はだいたいこんな感じです。僕がいた会社では2も比較的多かったですが、既存拠点より新規開設拠点が多かったことも関係していると思います。

3は意外と多くて、最近進出してくる地方の企業なんかはこのケースが見られました。昔と違って今では地方の中小企業も海外拠点を作ることが多いのですが、社内に語学力や海外経験を持っている人材が全くいないので、「海外拠点進出用」スタッフとしての求人が出たりします。

海外駐在と言っても基本的には社内の仕事をするので、できれば日本である程度その会社の仕事を経験してからのほうが楽だとは思います。3.は完全な新規進出の場合が多いので、「やっぱり進出やーめた」ってなっちゃって社内で宙に浮く場合も実際に見たことあります。

確実な方法は無いが確率をあげる方法はある

前項3.の場合はひたすらそういった案件に応募し続ければ良いわけですが、1と2の場合には確実な方法はありません。が、確率を上げる方法はあります。

  • 海外赴任したい意思を上司や人事部に伝えておく
  • 求められる人材像を分析する
  • 専門性を高める【 おすすめのスキル紹介 】
  • 英語を勉強しておく

といったあたりです。僕は駐在を狙うにあたって結果的にですが全部やりました。

海外赴任したい意思を上司や人事部に伝えておく

海外駐在は人によってはうつ病になっちゃったりするほど負荷がかかる場合もあるので、企業としても同じスキルの人材なら行きたい人に行ってほしいという思いがあります。早めの段階で、意思を伝えておきましょう。そうすることで既存の駐在員から情報もらえたりするメリットもあります。

求められる人材像を分析する

海外駐在と一言で言っても職種は様々です。製造業の場合は販売拠点と製造拠点で仕事は大きく違いますし、存在するポストも求められるスキルも変わってきます。具体例として僕が駐在していた2拠点を比較してみましょう。

僕はどちらに置いてもBO(バックオフィス)担当でした。総務、人事、財務、経営企画、貿易、情報システムあたりの兼任課長ポスト。範囲は広いのですが、部下がいるので指示出しと管理が最重要と行った感じ。

当然ですが、工場であれば製造関係、販売会社であれば営業関係が最重要になってきます。工場でいた駐在員の肩書は、生産技術部長、製造課長、生産管理係長、と僕。タイの販売会社では営業係長と僕の二人体制でした。

製造業なのでこういった形ですが、異業種だと商社とか金融が目立つところです。特に金融は「現地の銀行へ出向」みたいなケースも多く、この場合は日本の営業とほとんど同じような仕事をしていたように思います。

専門性を高める

上述の分析をした結果に合わせて求められる専門性を高めていきます。今の仕事の延長線上にそれがあるのなら今の仕事を人より頑張るという方法で良いかと思いますが、問題なのは今いる部署が関係ない場合。例えば広報とか、人事とか。

僕の場合も経営企画室だったのでこれに近かったと言えます。ではどうするか。圧倒的にオススメなスキルは、

「財務・会計」

日本企業の海外子会社といっても一つの独立した企業体ですから、「経理業務」が確実に必要になります。そのために「財務・会計」が必要なスキルになるのですが、経理部門の人を除く日本のサラリーマンの殆どがとにかく数字に弱い。

上場企業のサラリーマンに聞いてみてください。「直近の決算書読んだ?」と。多分半分は見てないと思います。僕からするとありえない事態ですが、自分の会社の通知表とも言える決算書を読まない人がたくさんいるのが現状です。

なので、ちょっと勉強するとすぐ頭一つ抜ける事ができて、みんな苦手で嫌いなので丸投げに近い形で任せてくれます。

また、日本国内も含めてすべての会社に必要な機能、スキルなので今後の転職にも役に立つと思います。

具体的な勉強方法は下記の記事を御覧ください

財務・会計のおすすめ勉強方法 【 簿記は言語です 】

英語を勉強しておく

赴任先が英語圏でなくても結局英語は使うので、できるだけ早い段階で勉強したほうが良いです。

後に違う言語を学習する場合でも英語を学習したノウハウは生きてきますし、話者数でいうと英語式の言語(スペイン語とか中国語も)のほうが多いのでそのままスライドしやすいと言えるでしょう。

また、日本人の不思議な習性ですが「英語ができる」ことに対するリスペクトが高いです。実際僕も

「あいつは英語できるんだから中国語も大丈夫だろう」

と言われてました。多分ですが僕が同レベルで中国語だけをできたとしても

「あいつは中国語できるんだから英語も大丈夫だろう」

とは言われなかったと思うんですよね。日本人の欧米コンプレックスここに極まれりです。

別の記事で詳述しますが、中国語も英語の文法に非常に近く、赴任初日から中国語のSMSでやり取りが可能でした。英文作って辞書見ながら漢字にしちゃえば通じるわけですから簡単です。I love you = 我爱你 といった具合ですね。

タイでは当然タイ語が公用語ですが、流石にタイ語を覚えるのは時間がかかるので通訳を雇います。が、タイ語と日本語は親和性が低いので同じ日本語資格を持っていても中国人の日本語力に比べると劣ること、また英語とタイ語ができる人のほうが多い上にレベルが総じて高いので社内ではほとんど英語を使うことになったりします。

英語は日本国内でも習得できますので、以下の記事を参考に是非始めてください。

日本で英語の独学は無理じゃない件。 【 留学やワーホリが必ずしも良いわけじゃない】

まとめ

製造や生産や営業などのエキスパートでない場合特化したスキルを持たない「ゼネラリスト」になりがちな日本の会社員ですが、駐在員を目指してスキルを磨く事によって自分自身の市場価値を高めることにつながると思います。

僕自身タイで退職したあと個人事業主として独立しましたが、「財務・会計」が得意であることは個人としてもかなり楽になりました。ほとんどの人はここでかなりの労力を奪われる部分でもあります。

そんなわけで結果的に海外駐在員になれなかったとしても非常に有益な学びになっていくと思いますので是非チャレンジしてみてください。

Thank you for stopping by!!