三線の初心者、入門者に伝えたいこと。

ギターと三線と沖縄音楽と ギターと三線と沖縄音楽と

三線とギターの沖縄音楽ユニット「井星」ギタリストの星です。どうもこんにちは。

東京出身、京都在住で沖縄音楽を語る「ギタリスト」とくればもはや意味不明かも知れませんが、ちょっとまってください。

三線の世界はとても魅力あふれる、誰にでもオススメしたい世界ですが、どういうわけかその当事者たちも気づいていない魅力がたくさんあります。

立場上言えないこともあるのかも知れませんが、僕は「ギタリスト」でどの三線の先生についているわけでは無いので好き放題、ざっくばらんに三線の世界の魅力をお伝えすることが出来ます。

今回は三線を始めたばかりの入門者、これから始めようと思っている入門者の方の背中を押せるような、素敵な内容のご紹介になっておりますので、是非最後までご覧いただければ幸いです。

  • 三線はきっと思ったより簡単です。
  • イベントにも是非顔を出してみてください。
  • 気楽にもっと楽しめる方法。

三線はきっと思ったより簡単です。

三線 ギター 初心者

詳しくは後述しますが、三線は他の楽器に比べて簡単です。

人間自分がやっていることや、ましてやお金をとって教えてることとなると、どうしても「難しいこと」であると思いがちですし、強調しがちです。

「井星」のパートナーである井後さんは全くそんなことはありませんが、一方で入門者や初心者に「難しさ」を説いてしまう先生はどの世界にも存在します。

漫画でよく見る

○○の道は厳しいぞ~

というアレですね。日本人はつい我慢や忍耐を美徳としてしまうのでこういう姿勢になりがちですが、三線をやるにおいては一切不要です。

簡単で、いきなり楽しいからです。

きちんとご説明しましょう。

三線は全く弾けない状態から体験レッスンに来て、誰でも1曲は、器用な人は2曲弾けたりするそうです。

いわゆる「大人の習い事」として成立してる楽器でこれができるのは非常に稀な楽器と言えます。

トランペットなら音が出れば良い方、ギターならいくつかコードを抑えられれば御の字、バイオリンなら間違いなく「ドラえもんのしずかちゃん状態」で体験レッスンを終えることでしょう。

でも三線なら、体験レッスンで1~2曲弾けてしまいます。三線は音が出しやすい楽器なので、しずかちゃん状態になることもありません。これはスゴイ。

念の為お伝えしておきますが、楽器ごとに優劣は存在しませんし、本当の意味で簡単な楽器というのも存在しません。カスタネットやトライアングルでもプロのパーカッショニストが奏でると信じられないほど素敵な音楽を生み出します。

プロとして極めるためにはどの楽器でも一生を捧げる覚悟が必要なのは同じなのですが、「楽しめるまでの時間」が楽器によって違うのは明らかな事実で、そして三線はその「楽しめるまでの時間」が極めて短い楽器と言えます。

なのでみなさん。是非三線を楽しんで弾いてみてください。もし今は少し難しいと感じていたとしても、少しだけ続ければすぐに上達します。小学生だろうが80歳だろうがみんなが楽しめる楽器が三線です。気楽に楽しく遊べる楽器ですから、ビール片手に爪弾いてしまいましょう。

三線初心者でもイベントにも是非顔を出してみてください。

三線 ギター 初心者

三線のとても優れたポイントは他にもたくさんあります。その一つが「演奏する機会が多いこと」

様々な理由によるものですが、三線はとにかくフットワークも軽いし、ぶっちゃけた話「下手でも成立する」ので、結構人前で演奏する機会が多いです。

クラシックの生演奏が入るフレンチレストランは少ないですが、三線の生演奏が入る沖縄料理屋さんは結構たくさんあります。

三線をはじめて教室に通ったりすると、教室主催や先生の知り合いの店とかで飲み会みたいな小さなイベントが催されがちです。ここには是非参加しちゃいましょう。

同好の士がいると続きやすいとか三線のためということもありますが、シンプルにとても楽しいです。

発表会やライブに出演というととても敷居の高い感じがしますが、基本的にはみんな酔っ払っている三線のイベントは良い意味で「ゆるゆる」なことが多いです。

もちろんプロや先生が出演する場合もありますが、その合間に「先週始めた初心者」の方が出演していても全く不思議も違和感もありません。この辺は本来の沖縄の人々の「なくるないさ~」精神が影響しているのかも知れません。

大人の方であれば少しだけお酒の力を借りて是非出演してみましょう(^^)

気楽にもっと楽しめる方法。

三線 ギター 初心者
(写真は京都三条木屋町あたりにある「ナンクル食堂」さんでの「井星」のライブ。毎回大盛りあがりです。)

さて、三線は「唄三味線」と良い、基本的には歌いながら弾く楽器です。

沖縄民謡はもともとこういった構成で演奏されるものなので何の問題も無いのですが、おそらくほとんど初心者の方が演奏したいであろう、「沖縄ポップス」は三線と唄だけではちょっと物足りない感じになります。

沖縄っぽさがあるとはいえ、あくまでポップスは西洋音楽の構造で作られているので、たくさんの楽器を使って分厚い音を作っています。

それを三線と唄だけで再現するのは物理的に不可能で、もちろん素敵な演奏にもなるのですが、どこか「スカスカ」感も出てきてしまいます。

これを解消すると同時に三線の演奏をグッと楽しくする魔法。それが、

「ギター(かピアノ)と一緒に演奏する」

ことです。

僕がギターなので、便宜上ギターで話を進めます(ピアノでも同じことが出来ます)。多くのギタリストにとって、沖縄ポップスの伴奏をするというのは難しいことはありません。

ある程度弾ける人ならスマホでコード進行を調べれば練習無しでいきなり合わせてくれる場合もあるでしょう。

これは三線の人にとって大きなメリットがあります。

・音が厚くなる。
・盛り上がりをギターで作ってもらえるのでより楽しい。
・三線の演奏が止まっちゃっても大丈夫。

1つ目と2つ目はシンプルに楽しくなるのですが、3つ目も重要です。

三線と唄だけで演奏(弾き語りといいます)をするのも楽しいのですが、三線が止まってしまうと伴奏が一切なくなってしまうという問題があります。

これは結構緊張感があるし、ほとんどの場合唄も止まってしまうので、いくらゆるい発表会と言えどちょっと厳しいものがあります。

ですが、ギターが伴奏してくれていれば曲が止まることは無いので、とりあえず唄い続けて、入れるところで三線も復帰するだけ。

この安心感は思った以上にありがたいものです。

まだまだあるギターとの共演の魅力

特に沖縄ポップスがギターとの伴奏で魅力が増えやすい分野ですが、沖縄民謡でもギターとのコラボは可能です。

様々な要素があるのでその件について話し出すと本が一冊かけてしまうほど・・・

というか本を書きました(笑)

ギターとのコラボだけでなく三線や沖縄音楽全体の素晴らしさ、出会いの場にも(!)なることをご紹介した電子書籍です。

三線に興味のある方は三線の方に限らず、他の楽器の人にもぜひご覧いただきたい内容になっていますので、是非!!

一応500円で販売していますが、コチラの記事を参考にしていただくと無料で読んで頂くことができますので、是非ご覧いただければ幸いです。

本当のところこの本の売上は全く期待していなくて、少しでもこの楽しい沖縄音楽の世界を知ってもらえればという想いで出版しましたので、是非お手にとっていただければと思います。

よろしくお願いいたします!!

オススメの記事:出版記念!「みんなが幸せになれる沖縄三線の世界」無料でも!