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深センから香港へ行ってみたら衝撃を受けた件

深圳出張と5連休がつながっていたので、お隣香港に行ってみました。

日本人にとっては身近な海外旅行先ではありますが、今回が初渡航。個人的には15箇所目の国と地域になります。

そんなに期待していたわけでも無いのですが、実際見てみるとちょっと香港さん危機感持たないとヤバいよなぁ。。。と、いろいろ勉強になったので今日はそんな話。

英語どころか中国語も通じない。

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全く土地鑑がなくテキトーに取ったホテルは、「ザ・香港」というエリアの香港島ではなく、ちょっと離れた(地下鉄で20分ほど)住宅地と言った趣でした。

それでもサイゼリアや回転寿司が有るのはさすが香港、という感じでしたが、まず驚いたのは「言葉が通じない」こと。

「香港は英語が通じる」とよく聞きますが、お世辞にも通じるとは言えない状態でした。更に驚いたのは中国語も通じないこと。

「じゃあ何語やねん」

という感じですが、香港人の母語は広東語。中国語ではありますが、いわゆる僕らが中国語と呼んでいる普通語があまり通じない。

後に香港人経営者の友人に聞いたところ、香港島と北のエリアでは教育水準が違うとのこと。確かに香港島のバーなんかでは英語もまあまあ通じました。

ただ、正直流暢かと言われるとそうでも無いんですよね。もちろん通じれば良いのですが、込み入った話は成立しなさそうだなという感じ。

「コレなにかに似てるな。。。」

考えてみると、「シンガポール」。

香港とシンガポールは色々と似たところがある場所です。シンガポールも英語圏とか言われますが、実際に街を歩いてると普通に中国語で声かけられます(笑)

ただ、英語も普通語もシンガポールのほうがだいぶレベル高い感じ。香港のほうが旅行者としては難易度が高いですね。まぁ所詮漢字なので見ればなんとなくわかるのですが。

香港の物価は日本の1.5~1.7倍ほど。

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「日本は安い」という事実がようやく国内でも知られつつありますが、やはり日本に比べると全てが高いです。バーに入っても、とんでもなく低いクオリティのウイスキーソーダが1,200円とか普通にします。

家賃は1.5倍どころではなく、東京よりだいぶ高いので若者は通常一人暮らしは不可能。親と暮らすかルームシェアが普通だとか。

給与水準は日本と同じくらいなようなので、正直中間層以下は生活するの大変だと思います。

この点についてはむしろ東京が異常説もあります。国内で一番家賃が高い都市で、新卒1年目の社会人が一人暮らしできるのは先進国では珍しい方らしい。

日本て安いんだなぁと実感しまくります。

日本的な時代遅れ感がある

日本のキャッシュレス化の遅れもなかなかのものですが、もしかしたら香港は上(というか後ろ)を行くかもしれません。

それなりの規模のレストランでもクレジットカードが使えず、現金か「オクトパス」という日本で言うSUICAみたいなプラスチックカード。(スマホアプリもあるけど、香港の電話番号が必要でした。)

更にそのオクトパスへのチャージにもクレジットカードが使えないという、外国人殺し仕様。

中国大陸ではあらゆるところでQRコード決済が可能で、全く現金を使わないので、「原始時代・・・?」というくらいの衝撃。っていうか現金持ってきてないんだけどどうすんだよ(笑)

街を歩いていてもそこらじゅうで感じる「昭和感」。タクシーは古いクラウンが大量に走ってるし、街行く人の腕時計(スマートウォッチじゃないやつ)装着率も高い。

お隣深圳はEVの普及率も高いし、街も新しいので正直香港は見劣りしてしまうかもしれません。日本人からすると他人事ではない残念感。香港は金融都市としての機能が強いので、日本よりはマシかもですが。

ちょっと香港危機感持ったほうが良いのでは・・・と、まぁまぁのオワコン感がありました。

まとめ

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まとめると

  • 高い
  • 不便
  • 言葉通じない
  • ご飯は美味しい
  • カクテルがまずい

という感じ。今回は深セン出張のついでという感じでしたが、日本から4時間半かけて香港に行くなら飛び越えてバンコクとか、深圳や広州、もしくは台湾のほうが楽しめるかなぁというのが僕の感想でした。

うーむ。

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